ツインレイという言葉を、どこかで耳にしたことはありますか?
スピリチュアルな世界に触れたことのある方なら、一度は出会ったことがあるかもしれません。
このブログ「スピリチュアルサロン」では、ツインレイの本質や特徴、出会いのサイン、魂の成長のプロセスなどを、やさしく丁寧にお届けしていきます。
第一回目の今回は、「ツインレイとは何か?」という基本のテーマを中心に、その本質に触れてみたいと思います。
あなたの中にある“魂の記憶”に、そっと触れるような時間になりますように──。
ツインレイとは何か?魂の“片割れ”という考え方
ツインレイとは、もともとひとつだった魂が、ふたつに分かれて生まれてきた存在のこと。
人は生まれる前に、魂の学びや経験のために、あえて分かれて地上に降りてくる――そんなスピリチュアルな考え方がベースになっています。
つまり、ツインレイとは「もう一人の自分」、あるいは「魂の片割れ」とも言える、とても特別な相手です。
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■ ツインレイという概念は昔からあった
「ツインレイ(Twin Ray)」という言葉自体は、はっきりした起源があるわけではありませんが、スピリチュアルな世界では昔から似たような概念が語られてきました。
たとえば、古代ギリシャの哲学者プラトンも、「人間はもともと二つで一つだったが、分けられてしまった存在である」といった考え方を残しています。
また、東洋の陰陽思想や、男女の統合といった古代の知恵の中にも、どこか通じるものがあります。
ツインレイという言葉は、こうした古くからの精神的な考え方が、近年のスピリチュアル文化や自己啓発の流れの中で整理され、広まってきたものと考えられます。
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■ ツインレイは「運命の恋人」とは少し違う
ツインレイ=運命の恋人、とイメージされがちですが、それだけではありません。
ツインレイとの関係は、とても深く、本質的なものであるぶん、楽しいだけの関係ではなく、魂の成長や癒しのために強く揺さぶられるような体験も含まれます。
そのため、出会いによって人生が大きく動いたり、自分自身と向き合うような出来事が起こることもあります。
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■ 誰にでもツインレイがいるの?
この問いには、スピリチュアルな解釈によって答えが分かれます。
「すべての人にツインレイが存在する」と考える人もいれば、「ツインレイと出会うのは、特別なタイミングで魂が準備できているときだけ」という見方もあります。
どちらにしても、ツインレイとの出会いは、偶然ではなく魂のレベルで決められた再会であるとされています。
■ツインレイは“必ず男女”なのか?
ツインレイは、もともとひとつだった魂がふたつに分かれて転生した存在とされています。
そのため、エネルギー的には「陰と陽」「女性性と男性性」として補い合う関係性になると言われています。
ただし、ここでの「女性性」「男性性」は、必ずしも身体的な性別とは一致しません。
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■ スピリチュアルにおける「女性性」「男性性」とは?
・女性性:受け取る・育む・感情・直感・愛・包容力
・男性性:与える・行動・思考・方向性・守る力
ツインレイの2人は、このエネルギーをバランスよく補い合うために出会うとされ、片方が強く女性性を持ち、もう一方が男性性を持つ――というパターンが多くなります。
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■ 実際には同性のツインレイも存在する?
はい、ツインレイは必ずしも「男女」ではないとする考え方も多く存在します。
身体の性別が同じでも、エネルギー的に女性性・男性性が補い合っていればツインレイとして出会う
LGBTのカップルの中にも「これは魂レベルの出会いだ」と感じるケースがある
魂の次元では、性別という枠組みは存在しないという考え方も
つまり、「ツインレイ=男女」と断定するのはやや古い解釈であり、現代のスピリチュアルな視点では、“エネルギー的な補完関係”が大切だとされています。
ツインレイとの出会い方
ツインレイとの出会いは、普通の恋愛のように「出会いの場を探す」「条件に合う人を選ぶ」といったものではありません。
それはもっと深く、“魂の計画”として、あらかじめ決まっていた出会いだとされます。
では、どうすればツインレイと出会えるのでしょうか?
ここではその鍵となるいくつかの要素を、やさしくお伝えします。
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1. 魂の準備が整ったときに出会う
ツインレイの出会いは、「今の自分にぴったりの人」ではなく、
「魂が次のステージに進む準備ができたとき」に起こると言われています。
だからこそ、
無理に探さない
誰かと比べない
外に答えを求めすぎない
という姿勢がとても大切です。
出会いはいつも、“内なる変化”のあとにやってくるのです。
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2. シンクロニシティ(不思議な偶然)が増える
ツインレイとの出会いの前には、よく「シンクロニシティ」が起こるといわれます。
たとえば:
・同じ数字(ゾロ目)をよく見る
・同じ人や言葉に何度も出会う
・なぜか行動を急に変えたくなる
・昔の価値観が急に合わなくなる
これは、魂の周波数が変わり始めているサイン。
宇宙が出会いの準備を始めているのかもしれません。
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3. 自分自身を大切にすることが入口になる
ツインレイは、あなたの“鏡”のような存在です。
だからこそ、まず自分自身を大切にすることが、相手との出会いにもつながっていきます。
・自分を否定しない
・無理をしない
・自分の本音に気づく
・自分を愛する
そうやって「本当の自分」に戻っていくことで、魂の波動が整い、ツインレイと出会いやすくなるのです。
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4. 出会いは突然やってくる
出会いのきっかけは、日常のほんの些細な出来事だったりします。
たまたま入ったカフェ
旅行中の出会い
職場やSNS、オンライン
なぜか惹かれてしまう相手
でも、それは偶然ではなく、「魂のタイミングが一致した瞬間」。
相手もまた、あなたを“魂の記憶”で感じ取っているのかもしれません。
ツインレイ・ソウルメイト・ツインソウルの違い
スピリチュアルの世界では、私たちは生まれる前に魂の仲間たちと約束をしてきたと考えられています。
それが「ソウルメイト」や「ツインソウル」、そして「ツインレイ」と呼ばれる存在です。
しかし、それぞれには明確な役割や特徴があります。
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ソウルメイト(Soul Mate)
“魂の仲間” 全般。人生で何度も出会う存在。
複数存在する
恋人・友人・家族・先生など、さまざまな形で登場
一緒にいると安心感や親しみを感じる
お互いを助け合い、人生を豊かにする存在
必ずしも恋愛関係ではない
「波長が合う人」「昔からの知り合いのように感じる人」は、ソウルメイトかもしれません。
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ツインソウル(Twin Soul)
“とても似た波動を持つ魂”。深い共感と成長の相手。
魂の性質が非常に近く、強く共鳴する
同じ目的や使命を持っていることが多い
出会うと、人生が大きく動き始めることも
恋愛関係になることもあるが、必須ではない
鏡のような存在だが、別の魂である
「出会ってから考え方が変わった」「一緒に成長していける相手」はツインソウルの可能性があります。
ツインレイ(Twin Ray)
“もともとひとつだった魂が分かれて転生した存在”。唯一無二の片割れ。
この世にたったひとり
エネルギーが真逆で補い合う
魂を目覚めさせ、統合に導く存在
強い引力と、同時に試練や浄化も伴う
出会いによって、自分自身が大きく変化する
ツインレイは恋愛ではなく、魂の統合・愛の本質を学ぶための相手です。
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3つの違いをまとめると…
■ソウルメイト 複数 安心感・親しみ・協力関係 人生の支え・助け合い
■ツインソウル 複数 強い共鳴・同じ目的を持つ 魂の成長・使命の共有
■ツインレイ 一人 鏡のような存在・強い引力と試練 魂の統合・覚醒・真の愛の体現
どうすれば「この人がツインレイ」だとわかるのか?
ツインレイとの出会いは、とても深く魂を揺さぶるもの。
でも、それが“ツインレイなのか”どうかを確信するのは、実は簡単ではありません。
なぜなら、**ツインレイとは「わかるもの」ではなく、「気づいていくもの」**だからです。
それでも、出会ったときに感じるいくつかの“サイン”や“体感”があります。
以下は、ツインレイと出会ったときによくある特徴や感覚です。
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1. 初対面なのに「懐かしい」と感じる
会った瞬間に、どこかで会ったような感覚になる
長く一緒にいたような安心感
無言でも心が通じ合っているような感じ
これは、魂レベルでの記憶がよみがえるからだといわれています。
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2. 強く惹かれるのに、恐れや動揺も起きる
なぜか目をそらせない
-強烈な引力を感じるが、同時に「怖い」「逃げたい」という感情も湧く
相手に対して素直になれず、逆に距離をとってしまう
この矛盾した感情は、魂が統合を前にして揺さぶられているサインといわれます。
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3. 相手を通して自分の課題が浮き彫りになる
相手の言動が、なぜか強く自分の心に刺さる
嫌な部分や弱さを見せられているように感じる
喜びよりも「成長」や「気づき」が多い関係
ツインレイは、「魂の鏡」としてあなた自身を映し出します。
だからこそ、心地よさだけではなく、痛みや癒しのテーマも現れてくるのです。
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4. 関係がスムーズに進まない(試練が起きる)
タイミングが合わない
距離を置かざるをえない状況が起きる
惹かれながらも離れる期間がある
これがよくいわれる「分離期間」や「ランナーとチェイサー」と呼ばれるステージです。
試練を通して魂を浄化し、より高い次元で再会するためのプロセスです。
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5. 離れても、なぜか意識がつながっている
距離があっても心が通じていると感じる
相手の気持ちや状況がふとわかる
夢に出てきたり、突然思い出したりする
これは、物理的な距離ではなく、魂のつながりで感じている証ともいわれます。
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注意点:「ツインレイかどうか」に執着しすぎない
「この人はツインレイなのかも…」と感じたとき、
一番大切なのは、相手に執着することではなく、自分自身を見つめることです。
無理に答えを出そうとしない
ツインレイであっても、現実的な関係としてバランスを取ることが大切
真のツインレイであれば、どんな形であっても魂の学びは進んでいく。
判断よりも、“今の自分がどう感じているか”を大事にしてみてください。
ツインレイと出会うと、どんな変化が起こるのか?
ツインレイとの出会いは、人生を根底から揺るがすような体験となることがあります。
それは、外側の幸せよりも、魂の覚醒・癒し・成長といった、内側の変化を深く促してくれる関係だからです。
以下は、ツインレイと出会ったときに多くの人が経験するとされる変化の例です。
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1. 内面の揺さぶりと気づき
ツインレイは、あなたの「魂の鏡」。
そのため、出会うと自分の中にある本音・痛み・執着・未解決の課題が一気に浮かび上がります。
今まで抑えてきた感情があふれる
トラウマや過去の傷が再び意識にのぼる
自分でも気づいていなかった思い込みに気づく
これは「浄化」や「解放」のプロセスであり、魂が目覚める前の準備段階ともいえます。
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2. 魂の成長・意識の変化
ツインレイとの関係は、ただ一緒にいて心地よいだけのものではありません。
時に強く揺さぶられ、時に離れることさえあります。
しかしその過程で、
自分自身を深く見つめ直す
エゴ(自我)からの解放が始まる
真の愛とは何かに気づき始める
など、意識の変容が始まります。
「相手に愛されたい」から「自分がまず愛になる」へと、愛のあり方そのものが変わっていくことも。
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3. 使命や本質に目覚める
ツインレイとの出会いをきっかけに、
今まで興味のなかったことに突然惹かれる
人生の方向性がガラリと変わる
スピリチュアルや癒しの道へ進みたくなる
といった“魂の使命”に向かうような変化が起こる人も多いです。
これは、ツインレイとの統合が、個人的な恋愛を超えた、魂の貢献や目覚めにつながっているからと考えられています。
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4. 愛の概念そのものが変わる
ツインレイの愛は、条件付きの「恋愛感情」とは違い、
無償・受容・許し・共鳴といった、もっと深く静かな“在り方としての愛”に触れる体験となります。
それは、
相手をコントロールしない
自分の痛みも愛として抱く
離れていても愛があると知っている
といった、成熟した魂の愛への移行です。
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出会いは“ゴール”ではなく“始まり”
ツインレイとの出会いは、確かに特別で、強く惹かれるものです。
でもその本質は、「幸せな恋愛関係になること」ではなく、
魂の浄化・統合・目覚めへのプロセス。
だからこそ、出会いのあとに起こる変化や感情こそが、
あなたの魂が“本当の自分”へと向かっているサインなのです。
ツインレイと恋人・夫婦になれるのか?
結論から言えば──
ツインレイ同士が恋人や夫婦になることは“あります”。けれど、それが目的ではないとも言われています。
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■ 魂のつながりは、恋愛を超えている
ツインレイの出会いは、よく「運命の恋人」と表現されることがありますが、
実際にはただのロマンティックな関係ではありません。
ツインレイ同士は、
魂の成長を促す
鏡のように本質を映し出す
愛と痛み、統合と分離を繰り返す
という非常に深い関係性を持ちます。
そのため、恋愛関係になる前に多くの“魂の浄化”が起こり、感情的な波や試練を乗り越える必要があるのです。
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■ 恋人や夫婦になるケースもある
もちろん、ツインレイ同士が現実の中で恋人となり、結婚するケースもあります。
実際に、
長い分離期間を経て再会し、ようやく結ばれた
一緒にスピリチュアルな仕事や活動をする「魂のパートナー」になった
という体験談も多くあります。
けれど、そこまでのプロセスは決して“スムーズ”ではなく、
互いに大きな内的変容を経験した後に統合が起こるというパターンが多いのです。
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■ 恋愛・結婚が「ゴール」ではない理由
ツインレイの目的は、現世での「恋人になること」や「結婚すること」ではなく、
魂の統合、覚醒、そして愛の在り方そのものを学ぶことにあります。
だからこそ、
相手に強く惹かれながらも、現実では結ばれない
すでに家庭がある、遠距離、年齢差、複雑な状況など
「試練」が伴うケースも少なくありません。
それでも、離れていても“深い愛の感覚”が消えず、
魂レベルでは常につながっていると感じられるのが、ツインレイの特徴です。
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恋人や夫婦になるかよりも、大切なこと
ツインレイと出会うことは、とても特別でかけがえのない体験です。
でも、それが「結ばれるかどうか」にとらわれすぎると、
本来の学びや癒しの意味を見失ってしまうこともあります。
恋人や夫婦になることが目的ではない
魂の深い愛を知ること、その愛を自分自身に向けること
そして最終的に、ツインレイと“統合”する準備を整えること
それがツインレイの本質であり、
現実の形がどうであっても、あなたの魂は確実に進化しているのです
ツインレイと子供はできる?
ツインレイ同士が恋人や夫婦となり、子どもを授かる。
それは、スピリチュアルな視点で見ると、とても高い魂の契約と考えられています。
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■ ツインレイの子どもは「魂の統合」から生まれる存在
ツインレイの関係は、「分かれた魂が再び統合される」プロセスです。
その統合から新たに生まれる命は、深い愛と高い波動の中でこの世界にやって来るとされます。
そのため、スピリチュアルの世界ではこう言われることもあります:
> 「ツインレイの子どもは、“使命を持った魂”が多い」
「地球や人類の変化のために生まれてくる存在」
もちろんこれは神話のような話ではありますが、
ツインレイ同士のエネルギーが調和していると、その子どももまた特別な感性や深い愛を持った魂として生まれやすいと考えられています。
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■ 魂の家族としてのつながり
ツインレイの子どもは、スピリチュアルな観点では単に「親子」ではなく、
**魂のレベルで共に約束してきた“ソウルファミリー”**とも捉えられます。
子どもが親を導くような存在になる
親子でスピリチュアルな学びを共有する
一緒に魂の成長の道を歩んでいく
このような関係性は、普通の家庭でも見られることですが、
ツインレイ同士においては、より深い意味を持つと信じられています。
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■ 現実とのバランスも大切に
ツインレイ同士に生まれた子どもは、
まさに魂の統合と愛の結晶ともいえる存在。
その子どもが持つ感受性や使命感は、親であるツインレイの魂の旅をさらに深く進めてくれることもあります。
とはいえ、ツインレイや子どもの存在をスピリチュアルに重ねすぎてしまうと、
現実的な育児や関係性を見失ってしまうこともあります。
ツインレイの子どもであっても、人間としての個性・感情・育ちがあります。
スピリチュアルな理想よりも、「いま目の前にいる命とどう向き合うか」が何よりも大切です。
その命を“スピリチュアルな役割”として見るのではなく、ただ純粋に愛し、育むこと。**
ツインレイであろうとなかろうと、
親と子が心からつながり合う姿こそ、何より神聖で尊いものです。
ツインレイの「試練」と「分離期間」
ツインレイと出会った喜びのあと、多くの人が直面するのが「試練」と「分離期間」です。
せっかく巡り会えたのに、どうして関係がうまく進まないのか──
その答えは、ツインレイ特有の魂の浄化と目覚めのプロセスにあります。
—
なぜ「試練」が起こるのか?
ツインレイは、ただ惹かれ合うだけの関係ではありません。
それぞれの魂が本当の自分に戻るための成長と統合を目的とした相手です。
だからこそ出会った瞬間から、抑えていた感情があふれ出す
過去のトラウマが刺激される
自分でも気づかなかった「傷」が露わになる
といった、強い内面的揺さぶりが始まることがあります。
それは決して“悪いこと”ではなく、
あなたの魂が**「癒されるべき部分」と向き合おうとしているサイン**なのです。
—
ランナーとチェイサー:逃げる人、追いかける人
ツインレイの試練の中でも象徴的なのが、「ランナーとチェイサー」の関係です。
ランナー(逃げる側):強い感情に耐えきれず、無意識に距離を置く
チェイサー(追いかける側):関係を修復しようと必死になるが、苦しみが増す
この力学は、「どちらが悪い」という話ではありません。
むしろ、お互いがそれぞれの魂のテーマに向き合っている状態です。
実際には、状況や成長段階によって、役割が入れ替わることもあります。
—
分離期間とは何か?
「ツインレイと一度離れる」という体験は、とてもつらいものです。
でもそれは、**統合のために必要な“魂の距離”**だとも言われます。
自分自身を癒すため
執着を手放すため
相手ではなく「自分自身」に戻るため
この期間は、相手のためでもあり、自分のためでもある時間。
だからこそ、無理に戻ろうとせず、“今できる内面の浄化”に集中することが大切です。
—
試練の先にあるもの
ツインレイの試練は、単なる試練ではありません。
それは「本当の自分に出会うための旅」です。
あなたが内側にある傷と向き合い、愛を持って抱きしめられるようになったとき、
ふたたび相手と出会うタイミングが訪れるかもしれません。
そしてそのときには、かつてとは違う、もっと深く自由で、無条件の愛の関係が始まるのです。
ツインレイに出会えない人はどうすれば?
スピリチュアルな情報の中で「ツインレイ」という言葉を知り、
「私も早く出会いたい」「なんで私はまだなの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
でも、ツインレイとの出会いは、タイミングがすべて。
そして、出会いが“ない”ことにも、実は深い意味があります。
—
出会いの有無は“魂の準備”と関係している
ツインレイとの出会いは、
**「恋愛」ではなく「魂の統合」**が本質。
そのため、以下のような状態ではまだ出会いが訪れないこともあります:
・自分の内面に未解決の傷が多いとき
・相手に“癒しを求める”前提が強いとき
・外に愛を求め、内側が空っぽなとき
逆にいえば、
“本当の自分”を生きる覚悟が整ったとき、魂の再会は自然に起こるのです。
—
出会いがない今こそ、自分を整える時間
「出会っていない=遅れている」ではありません。
むしろ、出会いの“前”にすることがあるからこそ、今は一人なのです。
この時期にできること:
・過去の傷や感情の癒し
・自分の本音と丁寧に向き合う
・依存や執着を手放し、自分軸を育てる
・自分を責める癖に気づき、やさしくする
この「準備期間」を大切に過ごした人は、
いざ出会ったときに**“ぶれない自分”でその関係を受け止められる**ようになります。
—
ツインレイと出会えないこともあるの?
スピリチュアルな考え方の中には、
「すべての人にツインレイがいる」説と、
「魂の段階によっては、今回は出会わないこともある」という説の両方があります。
どちらが正しいというよりも大切なのは:
> 「出会うこと」が目的ではなく、
「自分の魂を成長させていくこと」が目的
という視点です。
仮にツインレイとの出会いがなくても、
あなたの人生は価値があり、
必要な出会いは必ず用意されています。
ツインレイ体験談:
体験談エピソード1 エリサ(Elissa・アメリカ在住・40代)
こんにちは。私はエリサ、アメリカのオレゴン州でヒーリングと瞑想を教えている女性です。
ツインレイとの出会いについて話すのは、今でも少し胸が震えるような感覚があります。
でも、この体験が誰かの助けになるなら…と思い、書かせていただきます。
—
出会いは“懐かしさ”だった
その日、私は仕事でニューメキシコ州の小さなヒーリングリトリートに参加していました。
木々に囲まれた静かな施設。空気が澄み、瞑想が深く入っていく中で、彼は突然現れました。
名前はレオ。リトリートの講師の一人。
初対面なのに、「あ、この人知ってる」と思ってしまったんです。
昔の恋人でもないし、どこかで会ったわけでもないのに、胸の奥がジーンと響くような懐かしさがありました。
—
目を逸らせないけれど、心がざわつく
正直に言えば、私はその時パートナーと別れたばかりで、恋愛は求めていませんでした。
でもレオを前にすると、心が勝手に動き出すような感覚になって。
笑い方、話し方、視線の向け方――
全部がまるで“自分自身の内側”を見られているような、不思議な居心地の悪さと、
それ以上の“ぬくもり”が同時にありました。
ある夜、焚き火の前で彼と二人きりになったとき、何かがこみ上げてきて、突然涙が止まらなくなったんです。
理由は何もないのに。ただただ、「ようやく会えた」という感覚だけが残っていました。
—
統合の前に訪れた“分離”
それから数週間は、夢のような日々でした。
けれど、やはり現実は動き始めます。
彼はすぐに別の州へ戻り、私は日常に戻らなければならなかった。
そこから始まったのが、いわゆるランナーとチェイサーのプロセスです。
私は彼にもっと繋がっていたいと願ったけれど、彼は私から距離を取り始めました。
連絡が減り、返事も遅くなり、しまいには「今は一人になりたい」と言われてしまった。
傷つきました。怒りもありました。でもそれ以上に、「この人に執着している自分」に気づかされました。
—
統合は、外側ではなく内側で起きた
それからの1年、私はスピリチュアル的に大きく変わりました。
瞑想が深くなり
トラウマの癒しが進み
セルフラブ(自分を愛する)という感覚が、ようやく腑に落ちたのです
レオとは一時期、完全に連絡が取れなくなりました。
でも夢の中で何度も会い、
朝起きると胸の奥にあたたかい何かが残っている──
それだけで、私はもう十分だったんです。
再会は、ふとしたタイミングで訪れました。
彼から「ふいに君の名前が浮かんだ。話がしたい」と連絡が来て、
以前のように熱くなることはなかったけれど、穏やかで透明な関係が再び始まりました。
—
ツインレイは「恋」ではなく「目覚め」
ツインレイは、誰かと“うまくいく”ための関係ではなく、
本当の自分に戻るための鏡だと思います。
レオと出会ったことで、私は「愛とは何か」を知りました。
与えられるものではなく、内側からあふれてくるもの。
この体験が、あなたがあなた自身を愛するきっかけになりますように。
– Elissa(エリサ)
体験談エピソード2 ── ノエル(Noelle/フランス・セラピスト)
私が“ツインレイ”という言葉に出会ったのは、彼に出会ったあとだった
あの瞬間を説明できる言葉を、私は持っていませんでした。
だけど、身体が、空気が、世界そのものが「何かが変わる」と告げていたんです。
—
“空気が揺れる”という感覚を、初めて体験した
その日、私は海沿いの町で開かれていた手作り市のイベントに立ち寄っていました。
海風が心地よくて、人の声と波の音がちょうどよく混じり合うような午後。
あるテントの前を通り過ぎたとき、不思議なことが起こりました。
風が、そこで止まったのです。
周囲の音がスッと消えて、空気が重くなったような、
あるいはまったく逆に、光で満たされたような…説明できない何か。
そのブースにいたひとりの男性と目が合った瞬間、
私はなぜか立ち止まり、呼吸が浅くなるのを感じました。
—
初対面のはずなのに、名前を知っていた
彼が私の方へ向かってくるとき、
私はなぜか、彼の名前が“ガブリエル”であることを知っていました。
それはどこかから聞こえたのではなく、
頭ではなく、胸の奥がそう言っていたんです。
彼が「こんにちは」と言ったとき、私はなぜか涙がこぼれました。
嬉しさでも悲しさでもなく、“記憶が戻った”とでも言うような感覚でした。
—
それからの数日、奇妙な現象が続いた
彼とはその日、長い話をしたわけではありません。
でも別れたその夜から、不思議なことが起こり始めました。
深夜に何度も目が覚めて、枕元に人の気配を感じる
スマホが意味もなくフリーズし、時間が“11:11”で止まる
彼と出会った広場の風景が、夢の中に繰り返し出てくる
そして一番奇妙だったのは、電気が“反応する”ようになったこと。
家の照明が、私の感情に合わせて強くなったり弱くなったりするような現象が続き、
最初は不安になりましたが、どこかで「これは“目覚め”なのかもしれない」と感じていました。
—
「ツインレイ」という言葉に導かれて
数日後、夢の中で誰かにこう言われたんです。
「探して、ふたりはひとつ」
起きたとき、なぜかわからないけれど「ふたりはひとつ」というキーワードで検索しました。
そこで初めて「ツインレイ」という概念に出会いました。
読めば読むほど、まるで私の体験が説明されているかのようでした。
初対面なのに魂が震えたこと
名前を知っていたこと
出会ったあとに現実がゆがむような体験をしたこと
夢でのメッセージ
そして、出会いによって自分の“中心”が動き始めたこと
私は「これだ」と思いました。
—
今も彼と再会していない。でも、それでいいと思える
ガブリエルとはその後、一度も再会していません。
でも、彼のことを思うとき、心がとても静かになります。
そこには“会いたい”という欲よりも、“すでに繋がっている”という感覚があります。
私は今、自然と共に暮らしながら、瞑想やエネルギーワークを深めています。
あの出会いが、私の魂に火を灯してくれたことは間違いありません。
—
誰にでも“目覚めの出会い”は用意されている
ツインレイという言葉を知ったのは、彼と出会ったあとでした。
けれど本当は、言葉なんてどうでもよかったのかもしれません。
あの出会いは、私が**「わたし自身」に戻るための扉**だったのです。
読んでくださってありがとう。
きっとあなたにも、魂が震えるような出会いが、どこかに待っています。
── ノエル(Noelle)

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